社会貢献
■大震災発生後=非常無線通信局として
由木東住民協議会アマチュア無線クラブは、八王子市とのあいだに『災害非常通信無線通信の協力に関する協定』を2015年に締結しています。
これは大震災などの非常事態が発生し、有線電話・携帯電話・インターネットなどの公的通信網が大きなダメージを受け、通信不能あるいは著しい通信困難の状態に陥った場合、八王子市役所と連携して人命の救助・災害の救援および通信手段の確保を目的とした『非常無線通信』を実施し、公的通信の補助の役割を果たすものです。
この運用は電波法第74条(非常通信)の規定に基づいて行われ、当クラブではそのための『災害時無線通信マニュアル』を策定しています。
■大震災発生前=電波による地震予測(※)
※当クラブで研究しているわけではありませんが、今後の取組み課題として注目しているものです。
(1.GPS電波による予測)
地震に関しては、宇宙からのGPS電波を使って3次元的に局所的な陸の移動を捕えて、大地移動エネルギーのストレスの程度と集中点を捕えて時間と場所を予測するやり方です。
測量学の世界的権威と言われる東京大学名誉教授、村井俊治氏の研究は注目を集めています。 その他京都大学梅野健氏の研究も同様。 「JESEA地震科学探査機講」が発行している「MEGA地震予測」参照。 www.jesea.co.jp/ をご覧ください。 熊本地震は当たらなかった、GPSには誤差がある、等の意見も見られます。
(2.電波の異常伝搬による予測)
地盤が破壊され始めると(地震の前期的症状)微弱な電磁波が発生します。 これを捕えて解析する新しい地震学の分野があります。 今なお確立過程ですが、既に数回の予測に成功しています。(ちなみに東日本大震災も、熊本地震も当てたということです) これには多くの電波通信専門家に加え、我々アマチュア無線家も参加しています。
マイクロフォンに声を出し振動させれば、微弱な電流が流れてアンプで増幅され、スピーカーから大きな声が出てきます。 原理的にはこれと同じで、その微弱な電磁波が陸上の大気を変化させ、地震雲やオゾン層や電離層を変化させて電波通信の異常現象をひき起こします。 その瞬間をとらえて、電波の発生場所(放送局)と受信場所を2次元的に交差させて、地割れの場所と強度を把握するやり方です。 約2週間前から異常伝搬が発生するそうです。
阪神淡路大地震では、高速道路上の壊れた道路に突っ込みそうになったトラックが有名になりましたが、その運転手は「この地に来て2〜3時間前から放送がジージー言って聞こえなくなった」と言っていたそうです。 地震発生場所では、2〜3時間前には大地震が通常のラジオでも予測できるのです。
巨大な資金、観測機、巨大ネットは必要なく、一般市民でも可能なのです。
あなたも災害時に私達と一緒に地域の活動をしませんか!
ぜひ、簡単な第4級のアマチュア無線技士の資格を取りましょう!
クラブのみんなでサポートしますよ!